アルファード持ち込み の求人 報酬ゼロの求人に驚きの声が殺到

スキマバイトアプリ「タイミー」に掲載された、ある求人内容がSNS上で波紋を呼んでいる。応募条件をよく見ると、自家用車で空港送迎を行うにもかかわらず、ガソリン代や保険料はワーカー負担、報酬はわずか1万円という内容だったのだ。

投稿者のX(旧Twitter)ユーザー・moja(@moja99758134)さんは、この求人を目にして驚きを隠せなかったという。求人内容には、「6時半~16時半(休憩4時間)」「アルファードでお客様を空港まで送迎」「ガソリン代・保険自己負担」「勤務地:麻布十番」「報酬:1万円」と記されていた。

これを見たネットユーザーからは、 「アルファードを6時間レンタルしたら2万円近くするのに…」 「ガソリン代も自己負担?採算が合わない」 「これって白タク行為じゃないの?」 といった声が次々と寄せられた。

日本の道路運送法第78条では、自家用車を有償で運送の用に供することは原則禁止されている。例外として国の許可や登録を受けた場合にのみ可能とされており、無許可で行えば「白タク行為」に該当する可能性がある。

そのためSNS上では、「明らかにリスクが高い」「行政の確認が必要では」などといった意見も相次いだ。

投稿者のmojaさんは、「アルファードを持ち込みで空港送迎を行うなら、通常5万円程度の報酬が妥当だと思います。1万円でガソリンも自己負担となると、あまりにも割に合わない」と話す。

一方、株式会社タイミーの広報部は、取材に対して次のように回答している。 「当社では安全対策を継続的に強化しており、今回の求人についても事業者様に確認を行いました。その結果、運賃や送迎に対する対価は発生せず、無償の送迎であるとの説明を受けております。したがって、道路運送法上の『白タク行為』には該当しないと判断し、掲載を行いました」

つまり、今回の求人は“報酬ゼロの無償送迎”として登録されていたため、法的には問題がないとされている。しかし実際には、燃料費や保険料、事故時の自己負担など、ワーカーにとってリスクの高い条件であることに変わりはない。

タイミー側は、「アプリ内の通報機能を通じて、不安を感じた求人は簡単に通報できる仕組みを設けています。引き続き不正利用を防止するため、安全対策を一層強化していきます」とコメントしている。

便利なスキマバイトの裏で、思わぬリスクを抱えるケースもある。求人に応募する際は、仕事内容や報酬の条件をよく確認し、慎重に判断することが求められそうだ。

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