アウトドアを楽しみながら、普段の街中でも使いやすいSUVを探している人から注目を集めそうなモデルが登場しました。
ステランティス ジャパン、ジープのミッドサイズSUV「コマンダー」をベースとした限定車「コマンダー オーバーランド フィールド スタイル エディション」を発表しました。
3列シートによる7人乗りの使い勝手に加えて、ディーゼルターボエンジンと4WDを組み合わせた走行性能を備えているのが特徴です。
さらに今回は、キャンプやレジャーで活躍する専用アイテムを組み合わせた特別仕様となっています。
7人で乗れる実用的なミッドサイズSUV
コマンダーは、ジープらしい力強いスタイリングと高い実用性を両立させたSUVです。
日本では2022年から販売がスタートしており、3列7人乗りという室内レイアウトによって、家族での移動から荷物を多く積むレジャーまで幅広く対応できます。
ボディサイズは全長4770mm、全幅1860mm、全高1730mm。ホイールベースは2780mmとなっています。
大きすぎないボディサイズながら、3列シートを備えているため、日常の使いやすさと多人数での移動を両立したいユーザーに適したパッケージといえます。
走りを支える2リッターターボと4WD
今回のモデルには、2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。
最高出力は170馬力、最大トルクは350Nm。9速ATと4WDを組み合わせ、力強い走りを実現しています。
燃費はWLTCモードで14.4km/Lです。
街中での移動だけでなく、休日に高速道路を利用してキャンプ場や自然の多い場所へ出かけるといった使い方にも対応しやすい仕様になっています。
上級グレード「オーバーランド」がベース
今回の限定車のベースとなっているのは、コマンダーの上級グレードにあたる「オーバーランド」です。
オーバーランドは、外観の質感や室内の上質感を高めたグレードとして設定され、これまで限定モデルとして販売されてきました。
2026年6月にはカタログモデルとなり、今回の限定車ではそのオーバーランドをベースにアウトドア向けの専用装備を追加しています。
そのため、単なる外観の変更にとどまらず、休日のレジャーをより楽しめる仕様に仕上げられています。
共通装備にも専用アイテムを採用
フィールド スタイル エディションには、2種類のパッケージが設定されています。
どちらを選んでも、専用デザインのデカールとドライブレコーダー付きデジタルミラーが装備されます。
専用デカールは、都会的なSUVらしさとアウトドアテイストを組み合わせたデザインです。
また、デジタルミラーは後方を確認しやすくするだけでなく、ドライブレコーダー機能も備えているため、日常のドライブでも便利な装備となっています。
車の横に快適なスペースを作れるパッケージ
アウトドアを気軽に楽しみたい人に向けて用意されたのが、標準パッケージです。
この仕様には、ジープ純正の「カーサイドタープ」と専用サイドウォールを採用。
さらにバスケットラックとロック式ルーフラックも組み合わせています。
カーサイドタープを使えば、車両の横に日差しや天候を考慮したくつろぎスペースを作ることができます。
キャンプだけでなく、海辺や高原での休憩、デイレジャーなど、さまざまなシーンで活用できそうです。
もうひとつの仕様はルーフトップテント
さらにアウトドア感を高めたい人には、スノーピークのアイテムを採用した「フィールドライズ」パッケージが用意されています。
こちらはエアロタイプのルーフラックに、スノーピークのルーフトップテント「フィールドライズ」を組み合わせた仕様です。
車の屋根に設置して使用するテントで、空気を入れることで自立するエアフレーム構造を採用しています。
一般的なテントとは異なるスタイルで、設営や撤収を比較的スムーズに行えることが特徴です。
SUVとルーフトップテントを組み合わせることで、移動そのものだけでなく、現地での過ごし方まで楽しめる1台となっています。
限定台数とボディカラーにも注目
今回の限定車は、大量生産される通常モデルとは異なる特別仕様です。
標準パッケージは50台限定、スノーピーク「フィールドライズ」パッケージも50台限定となっています。
ボディカラーはブリリアントブラッククリスタルを60台、パールホワイトトライコートを40台設定。
合計100台という限定台数も、このモデルの特徴のひとつです。
そして、多くの人が気になるのが価格です。
標準パッケージは649万円、スノーピーク「フィールドライズ」パッケージは660万円に設定されています。
いずれも消費税込みの価格で、ベースモデルでは追加料金となるボディカラーの費用も含まれています。
さらに標準パッケージについては、専用のアウトドア装備を追加しながら、ベースとなるコマンダー オーバーランドと実質的に同等の価格設定となっています。
7人乗りの室内空間、2リッターディーゼルターボ、9速AT、4WDという基本性能に加え、車の横で過ごせるタープ仕様と、車上で泊まれるルーフトップテント仕様から選べる今回の限定モデル。
普段は家族の移動に使い、休日にはキャンプやアウトドアへ出かけるという使い方を考えている人にとって、SUVの新しい楽しみ方を提案するモデルになりそうです。
649万円からという価格設定も含め、実用性とアウトドア性能を一度に手に入れたいユーザーから注目を集める存在となるでしょう。

